北海道胆振東部地震の被災地になりました!
北海道胆振東部地震の被災地となってしまいました。
今は2018年9月6日
今は20:35分。やっと電気が復旧しました。
地震による停電を経験してはじめて被災地となり、災害にたいする意識が低かったことを痛感。
明日も無事とは限らない。
平和な生活はいつでも突然終わることを知った。
今回の地震についての記録を残しておく。
地震の前日には、今世紀最大の台風が発生。
倒木で道路がふさがれるなどの被害があった翌日に大地震。
立て続けは怖いです。
台風発生から・・・
2018年9月5日 AM2:00前後
今世紀最大と言われる台風21号が北海道にも上陸。
それほど心配はしていなかったが、
さすがに風は強い。
家が風に押されて小刻みに揺れて、小さい地震みたいだな。と感じる。
2018年9月5日 AM6:00
自宅の被害はほぼ無し。
外に置いていた鉢が1つ割れていた。
庭にある木の枝が風で折られて、散乱していた。
そんな程度ですんだ。
そして、この日は気温が上がり、夏日となった。
夜寝るときに暑くて寝苦しかった。
2018年9月6日 AM3:00ごろ
強烈な振動で飛び起きる!
文字通り、飛び起きた。
ベッドの上で瞬時に目が覚め地震だと認識できた。
50年近く生きてきたが、これほどの地震は未経験。
揺れは半端なく、家が壊れそうだった。
震度4とか5ならカワイイとさえ感じる強烈な揺れだ。
命の危険を生れてはじめて感じる。
スマホからは災害警報がうるさく鳴っている。
それまで経験してきた震度は4か5。
今回計測された震度は千歳空港で震度6強。
震度4でも怖い。怖いけどこの程度の揺れなら問題はないとわかる。
でも、今回の震度は6強。
この揺れは本気でヤバイ!
この時、オロオロとすることしかできなかった。
もしかしたら、死ぬのかも。と頭によぎる。
同居しているのは、母、姉、犬だ。
みんなすぐに起きて、着替え、充電器、防寒着、を用意。
そして、テレビのニュースで地震速報を確認していた。
2018年9月6日 AM3:30ごろ
地震速報を見ながら、避難が必要かどうかを検討していた。
そしたら、停電。
停電になると軽くパニックだ。
幸い手元にスマホがあった。
スマホのライトを頼りに、懐中電灯、ラジオを用意。
災害時こそ、スマホを手放してはいけない。
停電はしているが、断水はしておらず顔を洗い、歯を磨く。
水が使えることが、これほどありがたいものだと初めて感じる。
被災して歯磨きができないと、そこから病気を発症する恐れがあるからだ。
準備が整い少し落ち着いた。
外に出てみた。
街灯もすべての明かりが消えていて真っ暗。
そのせいか、星空がとてもキレイに見えた。
普段はここまでの数の星は見えない。
少しの間星を見ていると、懐中電灯を手に歩く3人がいることに気づく。
コンビニへ向かっているようだ。
行動が早いと感心、見習いコンビニへ買い出しへ行けば良かった。
まだまだ周りも暗く、足元もよく見えないのであまり動かず、明るくなるのを待った。
2018年9月6日 AM6:00ごろ
ある程度明るくなり、家の中の片づけを始める。
この間、余震もあり、揺れに敏感になっていることに気づく。
情報を収集したいところだが、頼りになるのはラジオだった。
テレビは車のカーナビで視聴できたが、今後に避難の可能性を考えると
ガソリンの浪費は避けたい。
スマホも停電してからWi-Fiが使えず、つながりづらくなってきた。
余震の度に、死骸警報がうるさく鳴り響く。
1時間に1回は余震があるように感じる。
2018年9月6日 AM7:00ごろ
ニュースを確認したくて、車のカーナビでテレビを視聴。
ニュースを見て愕然とした。
映像に流れていたのは厚真の土砂崩れ。
ラジオで聞いたのと映像で見るのとでは乖離しすぎていた。
これほどひどいとは想像できなかった。
少し疲れたので、続きはまた明日。
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